ユートピア研究

『見つけ出すもの』ではなく『作り出すもの』、それがユートピア

54. 自然農業、有機農法、無農薬農業

 

 

自然農法

財団法人 自然農法国際研究開発センターの公式サイト。 自然農法センターでは、化学肥料や合成農薬に頼らずに、自然界の仕組み、特に土の偉力を最大限に活用する自然農法の技術確立、普及を目指して、試験研究、教育研修、国内外への普及活動に取り組んでいます。

 

日本有機農業研究会

日本有機農業研究会は、有機農業の探究、実践、普及啓発、交流等を目的に生産者と消費者、研究者を中心として1971年に結成されました。 運営は会費とボランティアで賄い、機関誌にも広告を一切掲載しないで独立性を保持している自主的な団体です。
 目的には、「環境破壊を伴わず地力を維持培養しつつ、健康的で味の良い食物を生産する方法を探究し、その確立に資するとともに、食生活を はじめとする生活全般の改善を図り、地球上の生物が永続的にに共生できる環境を保全すること」を掲げ(規約第四条)、各地で現在約4000名の会員 が多彩な活動を展開しています。

 

パーマカルチャーについて

パーマカルチャーとは、パーマネント(permanent=永久)とアグリカルチャー(agriculture=農業)を略した言葉で、要するに農薬を使ったり、環境を破壊しないで、人にも自然にもやさしい農業の新しいシステムだ。自然は完璧な循環システムだから、その仕組みをうまく利用して暮らす、つまり昔からの農業に伝わってきた「智恵」、そして現代の科学的・技術的な「知識」を活かそうとするのがパーマカルチャーのメインテーマだ。生態学的に健全で、しかも経済的にも成り立つシステムづくりをするパーマカルチャーの新しい取り組みは、従来の農業へのチャレンジでもある。

パーマカルチャー・センター・ジャパン(PCCJ)

 パーマカルチャーについて、倫理、原則、会員規定他。
バーマカルチャーは,植物や動物の固有の資質とその場所や建造物の自然的特徴を活かし一最小限の土地を活用して・都市部にも田舎にも,生命を支えていけるシステムをつくり出していく。 パーマカルチャーの基盤をなすのは、 自然のシステムの観察と一昔からの農業のやり方の中に含まれている智恵、そして現代の科学的・技術的知識である。 

 

WWOOF ~有機農場体験ネットワーク~

 WWOOF(ウーフ)とは、Willing Workers On Organic Farms の頭文字です。「有機農場で働きたいと思っている人たち」という意味になります。国により、World Wide Opportunities On Organic Farms「世界に広がる有機農場での機会」としているところもあります。

   ウーフは、有機農業を実践している農場や旅館、食堂などをネットワーク化して、農場での労働体験を希望する人、有機農業を勉強したい人、将来田舎で暮らしたい人、多種多様の考えの人々と接したい人、人生観を変えたい人、何かに一生懸命従事したい人、健康な体を作りたい人、お金をかけないでじっくり働きながら色々な地方を回ってみたい人、外国を安く長く旅したい人(海外でWWOOFの場合)など、さまざまな人たちに1日6時間の労働提供と引き換えに一日三度の食事と寝る場所が与えられるシステムです。

 これは社会福祉的な運動でもなく、またボランティア的な衣食住の提供でもありません。ギブアンドテイクのフェアなルールで、労働力をほしがっている農場にホームステイしたがっている人間を紹介するシステムです。しかし、この体験から得られるものは、単に3回の食事と寝どころだけではなく、「有機農業」「環境」「田舎での生活」「自然」「人」「生き方」など、多種多様なことが体験できます。しかし、多くの体験者たちは「人との出会い」が一番大きな魅力だといいます。
 今までに知り得なかったタイプの人と交流できます。今のあなたの状況とはまったく異なる生活が体験できます。


アイガモ農法について

 無農薬、有機農薬の雑草対策として考え出されたアイガモによる水田の除草法。 アイガモは野生のマガモとアヒルの雑種で、雑食性のため水田に放すと雑草をえさにするので、除草剤を用いずに水田の除草ができる。
 昭和60年6月、完全無農薬農業に取り組んでいた福野町の農業荒田清耕さん(45)が初めて実用的に試みたところ、60アールの水田を50羽が1ヵ月で除草。荒田さんは金網の代用に中古の漁網を使い低費用化を実現。大規模な除草の成功と有機農業への消費者の人気の高まりが相乗効果となり、専業率の高い九州、東北地方に普及した。平成2年3月には初のアイガモ除草技術交流会が県内で開かれるなど、今や「アイガモ農法」は無農薬農業の代名詞的な存在になっている。 

浜農場

 浜農場は、以前から『食の安全』について考え、農薬や化学肥料に頼らない方法で作物を栽培している浜幾郎氏の農場。生産者と消費者の信頼を裏切らないことを常に心がけて良いものを作ろうとするだけではなく、環境保全を考えた事業を行い、一般の人たちに「自給農園」を開放し、農園つくりに興味のある人には「自給自足の会」をつくるなど普及指導も行う。 そしてロマンスを持つ一面として、南マリアナ諸島のロタ島に仲間たちと共同でホテルを作ったり、コーヒー園をはじめたり夢の楽園造りも実践している。
  

都会で自然

東京の練馬に住んで有機無農薬栽培や、小面積多収穫栽培など様々な試みを実践する福田俊・冨美子夫妻の農業日誌サイト。すっかり都会化した現在でも自然を楽しみながら家庭菜園を楽しむことのできるという参考になる内容が盛り沢山。

 

楽農人の里

楽農人の里とは、田園生活を夢見る人達の、田園生活を計画する人による、田園生活を円滑に始めたい人達のホームページです。(株)大阪ハイネスは、田園へ帰りたいと念願する人々の夢を実現するために全く新しいシステムとして「ルーラル・C計画」を作り上げました。 ルーラル・C計画とは新しい可能性と人間らしい悠々たる人生を求めて、荒廃した都市社会から豊かで自然に溢れた新天地への移住を考えているの人々のために考えられた、具体的な行動計画のことです。 

 

くりもと地球村

NPO PAF地球大学,農業生産法人(有)三穂グレイン,あさひ愛農、NPOミレニアムシティー、アイシスオールドローズ園、そして気さくな人たちとともに多くの生物との自然共生をすすめながら‘各人のメインテーマ’から始めるファームランドです! 



 

 エネルギー自給自足の技術

自給自足の家造り エコム エコロジーホーム

地球と共存できる家のシステム、研究、開発に取り組む創造的エコロジカル建築家 田中昭のスーパーウッドホーム㈱のサイト。 誰でも家が持てるようにする、フリーエネルギーを最大限利用する、自給自足の比率の高い家にする、地球と共存できる家造りを目指している。

世界の環境共生住宅

自己完結型のシステムが、リサイクルを推進する。ハイパ-ビルディングの資源・エネルギーシステム(エネルギ-系、水系、物質系システム)は、周辺環境への負荷を極力低減した自立性の高いシステムを目指します。 財団法人日本建築センター 建築技術研究所

エネルギーを自給自足したい

自然のエネルギーを生かして光熱費のランニングコストを抑えましょう。ミサワホームが提案するゼロ・エネルギー住宅。